是非もある雑記帳

Twitter見てて140文字では収まらなさそうな意見を書き留めて行きます。レースゲームとかラーメンとかその他雑記とか

2018年度のオールドACゲー活動をサラッと総括

ACゲー活動総括とCSのTA大会の話

 

さて、昨日11月24日を以て、BTTAを中心とした(そもそもBTTAしか行けないし行けてない。近いし環境良すぎだし)、今年度のACゲーをちまちまコツコツとやるプライベートな活動がまずは一旦終了した。一区切りついたことだし、湾岸をいったん離れて古いドラゲーに関わっていく中で考えたこと、感じたことをここらで一端まとめようと思ってPCを開いた次第である。伝えたいこともあるけど、自分の頭の中にあることをいったん整理し、総括し、今後に繋げていくためのメモ的なものなので、ぶっきらぼうな語り口を許していただきたく。

 

 

 

 レトロACゲーに対する感想とか振り返りとか総括とか

 まずはACの方から行こう。BTTAがその空間の希少性の割に、信じられないぐらい近所にあったのがそもそもデカい。遠方からあの店に行くためだけに多大な時間と費用を割く方々が後を絶たないことを考えれば、己の運を使い切ったと疑えるレベルで近い。店長さん自身がお仕事の合間を縫って営業されているのもあり、平日に疲弊しきった身体を休めてからでも充分楽しめる状況だったのも大きい。

 そんな環境を見つけたものの、何をプレイしたらいいのか当初は割と迷った。BTTAと出会う前の私にとっては、あの時代のレースゲームは親父様の膝の上でひーこら言いながらやってた記憶しかなく、とんでもなく難しい印象が強烈だった。いや、タイム出しに行こうと思ったら血反吐レベルになるのは事実だけど。まあそれは作られた時期やフォーマットに関わらずどれもそうと言ってしまえばそうなんだけど。

 で、どうしたもんかと思ってる矢先にR改沼に叩き落された。こんな記事読みに来る人なんてたかが知れてるからどんなゲームかなんて説明はいちいちしないが、「ね?簡単でしょ?」という言葉にまんまと騙された形だ。何が簡単だ、フザケンナビデオオプション

 そういうわけでしばらくは1000馬力の世界に魂を売り、「ね?簡単でしょ?」という言葉に騙され続けていた。練習も兼ねてNPCの雑魚やハゲからカツアゲし続けること数百回、そのうちに「色んなゲームがあるのにやらんのも勿体ねーだろ」と周囲からツッコミが入り、事実その通りなので色んなタイトルに手を出した。以下。そのタイトルとそれに対するちょっとした感想的なものを列挙していこう。

 

 

 

・R改

 

 色んな意味でそもそもの元凶。赤ゴミ時代を反省し、ACからは距離置いてた俺をFCの城島先生よろしく蘇らせた元凶。色んな意味で10年前のチューンドカーの「らしさ」が出ているとても良いゲーム。選び抜かれた国産車、それと同じマーケットを持つアメ車、くそうるせぇオーディオをふんだんに用いた演出、開発者の脳みそが爆発したとしか思えないSP車の数々、とりあえず1000馬力、簡単な挙動(いや挙動自体は簡単なのよ?)等々、魅力は語れば尽きることなく。詳しい話はR改営業部長に丸投げします。

 

セガラリー2

 

 意を決して飛び込んだ沼。「動きは実質R改だから」という言葉を疑うことなく信じ込み、選んだマシンはストラトス。なるほど確かに近い部分はある。だけどね、そこはやっぱりセガ最高傑作のラリーゲー、事はそんなに単純じゃなかった。

残しきれない速度、覚えやすいくせにモノにできないコース、ガチャと化す街のヘアピン、立ち塞がる2週目のカローラ、とにかく自分の腕のなさをとことん自覚させられる良いゲーム。ただ、挙動そのものは楽しいしマシンはエモいし、やっぱり傑作は傑作なのである。

 

 ・スカッドレース Plus

 

 意を決して飛び込んだ沼その2。上級者向けと聞いてガキの頃にビビり散らかしてたマクラーレンをチョイス。回る回るとにかく回る。クラッシュギアを味わえるゲームだと先に前置きして欲しかった。ただ、極稀に言うことを聞いてくれることがあり、そうなったときの快感は筆舌に尽くしがたい。楽しい、気持ちいい。「マクラーレン楽しいんすよ」って言ったら黒薔薇さんに「マゾっすね」って言われた。否定はできないかも知れない。

 

 ・NASCAR ARCADE

 

 ラリ2やスカッドで疲れた心と体を癒してくれるお姉さん枠。なお激ムズ。あのゲロ重ハンドルが非常に宜しいので、いつか自宅にハンコン導入する時に再現してみたいけど無理なんだろうな。ちなみに3回程タラデガウイナーになれました。寄生先を的確に見分けること、敵車に殺されないこと、1位が死んでくれるように神と仏とくさーらに祈ること。これらを守れば1位を取れます。

 

 

 

セガレースTV

 

 セガの悪ノリが詰まりに詰まった良いゲーム。コース的に非常にクラッシュバンディクーレーシングを感じるのと、オタク心をくすぐる地味にマニアックなチョイスが素敵なゲーム。難易度も初見クリアできるぐらいには楽。間口は広いのではなかろうか。一説によるとタイムを頑張って詰めるゲームであるらしい。解せぬ

 

 ・OutRun2 SP

 

 金持ちが美女を侍らせてフェラーリを乗り回す、勝ち組リア充要素をこれでもかと詰めこんでる素敵なゲーム。BGMもその雰囲気を劇的に盛り上げる。そんな華やかなゲームだけれども、アタックするとなるとその顔はガラリと変わる。見てても説明聞いててもよく分からないので、来年度以降に勉強したい次第。ちなみに私はMagical Sound Shower派です。

 

 ・DAYTONA USA2

 

 ぽよ君の勧めに乗っかって上級×イーグルの組み合わせだけで黙々とやってたタイトル。スピードの伸びがファントムと全く違うのにタイムが殆ど変わってない辺り、調整が上手に機能しててすげえと思った。来年度はファントム中級もやってみたいな

 

 ・DIRT DASH

 

 ガキの頃から何度やっても全然ゴールできなかった難しいゲーム。看板のポップな雰囲気の割に中身がガチすぎるタイトルであると後で知って戦慄した。レッドライトニング号を意のままに操るにはまるで修業が足りませんでした。猛省します。

 

 ・RAVE RACER

 

 みんな割とよく知ってるリッジ系のアレ。リッジ1→リッジ2→レイヴっていう歴史の流れは最近知りました。イタトマがナムコの元子会社ってのも地味に驚きました。ブレーキ蹴っ飛ばすコーナー以外の動きは赤ゴミのそれに近くて、開発の時の参考にもなったのかな?と思ったり。

 

他にもあるけど次の話題に行きたいのでこの辺にしておきましょう。疲れた。

 

 そんな感じで色んな人に教わりながらちょっとずつ色んなタイトルでの乗り方を覚えていきました。赤いアイツが来るまでは。

 細かい経緯はすっ飛ばすが、自分の人生が半壊する原因になった元凶、湾岸ミッドナイト3DX+がBTTAに入り、紆余曲折を経て心置きなくアタックができるように。そこから昨日までは、一気に赤ゴミに傾倒した。筐体を気遣いながらスマートにタイムを出すのもまた腕、そう思いながらでも、かつてやっていたころよりも速いタイムが出た。速いタイムが出たってしれっと書いてるけど、更新できた時には絶叫する程度には喜んだ。

 今年度のACゲーはそんな感じでやっていました。人間関係も走りの幅もだいぶ広がり、幸せなドラゲーマーライフを刻めたとしみじみ感じております。来年度以降もこんな感じに過ごすことができれば、と思うような活動でした。あの場所で関わってくれた諸氏、店長様、メンテの神様に心からの感謝を述べ、一旦締めます。